過去、介護支援専門員研修の本試験は10回実施されており、これまでの介護支援専門員研修試験の合格者数について、下記を見てください。
合格率3割を切っており、難しい試験だといえます。
因みに平成17年度の医師国家試験の合格率は89.1%、看護師国家試験は91.4%、介護福祉士国家試験は42.6%なのです。
介護支援専門員 受験者数 合格者数 合格率
平成10年度 207,080 91,269 44.1%
平成11年度 165,117 68,090 41.2%
平成12年度 128,153 43,854 34.2%
平成13年度 92,735 32,560 35.1%
平成14年度 96,207 29,508 30.7%
平成15年度 112,961 34,634 30.7%
平成16年度 124,791 37,781 30.3%
平成17年度 136,030 34,813 25.6%
介護支援専門員研修試験実施初年度となった平成10年とその翌年11年は介護支援専門員を多数受験させ合格させるといった目標であったので、初年度の介護支援専門員試験は4回開催されたことが合格率4割をはじき出したと考えられます。
本試験の解答方法はマークシート方式で、出題方式は5肢複択または択一の試験なのです。
この数字を参考にしてがんばるようにしましょう。
机に向かって試験勉強を行うのは久しぶりで、どうも違和感がある人は多いと思います。
日々の忙しい業務をこなし、試験勉強をするのは本当に大変だと思います。
受験料も決して安くはなく、会社のお金で受験しているとはいえ、ポケットマネーなら何度捨てるわけにはいけません。
まずは介護支援専門員基本テキストを購入し、介護保険法の施行に伴って必要とされる「介護支援専門員」養成のため、または介護支援専門員の資取得を目指す人のための必読の本となっています。
先輩の介護支援専門員から古い介護支援専門員のテキストをもらって勉強を行う人がいると思いますが、新しいテキストを購入して勉強した方が良いと思います。
なぜなら、介護支援専門員の本試験で出題数が最も多く、どの資格の人でも解答免除範囲ではない部分があり、この分野を制することができなければ不合格になるという「介護支援分野」の最新の内容を受験者は理解しなくてはならないからです。
確かに高齢者の身体や精神疾患、相談技術などに関して、ここ数年で劇的に変化しているのでそういったことは多くはないと思います。
本試験で一番重要視されるのは「介護支援分野」なので、この分野を制すれば介護支援専門員の合格への近道だともいえます。
Last update:2022/12/12