介護支援専門員について
介護支援専門員の転職・就職
介護支援専門員の採用はほとんどが面接で決まるみたいです。
介護支援専門員などの福祉関係の求人は、主に介護事業所や介護施設が新設されたり、介護支援専門員の欠員が出たときにしか求人募集がありません。
そのため、一般企業のような定期的な採用ではなく不定期的な採用が一般的であります。
また、大手企業のように１つの事業所で多数の求人を募集する事もないので、自分で細かく介護支援専門員の求人が出ていないのか情報を集めないといけないのです。
介護支援専門員の就職先を探す手段としては、各都道府県にあるハローワークや福祉人材センター、インターネットの求人サイト、派遣会社の登録などがあります。
介護支援専門員の希望に合う求人情報が見つかったときは、電話による応募申込や履歴書の送付をするなど一般的な就職活動とほとんど変わりません。
ただし、介護などの福祉関係の選考試験では筆記試験を行うところは少なく、介護支援専門員の試験のほとんどが面接で決まるそうです。
また、介護事業所によって実習を課して介護支援専門員の選考を行っているところもあるので、介護支援専門員の求人情報を見る場合は下記の項目に注意するように見てください。
・基本給
・定期的に支払われる各種手当て
・通勤手当
・雇用期間
・雇用形態（正規、常勤、非常勤、パートの別）
・始業及び就業時間
・所定労働時間を越える労働時間(時間外勤務)
・休日・休憩時間
・昇給など
介護支援専門員の基本姿勢
介護支援専門員は高齢者をはじめとする利用者やサービスを提供する事業者などの多くの人と常に接している職業なので、介護利用者の希望を聞き、それを介護サービス事業者に伝えて利用者の要望に答えながらサービスをコーディネートする立場なので、人と人の信頼関係を築きながら仕事を進めていくことが大切なのです。
そういった業務を行うにはコミュニケーション能力に優れていることはもちろん、利用者の状況などを把握する分析能力、利用できる新しい介護技術や介護事業者に関する情報を集める向上心を持っている事が大切なのです。
介護支援専門員の基本姿勢として、下記の項目が挙げられます。
利用者の人権尊重
介護支援専門員は、利用者が人権を侵害されることなく生活できるように常に介護サービスを配慮すること
利用者の主体性尊重
一人ひとりの生き方や暮らし方などを最大限に尊重し、主体性の尊重をすること
公平性
介護利用者や家族に対して公平に接し、介護サービスの利用において公平であること
中立性
介護利用者とその周りの家族の間において中立性を保ち、サービス事業者間に対しても中立性を保つこと
社会的責任
公平かつ中立的に人権を尊重しながら、最大限のサービスをし、的確な援助を実行すること
個人情報の保護
たとえ目的に対する課題や問題の解決でも、個人情報を漏洩するということは決して許されない。
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2017/2/16 更新